2017-12-05

『嫌だ』の気持ちはとても大切。

心と体の調和をお伝えしている籾山ですが、

正直なところ私自身まだまだ自分で自分の調節を一つずつ確かめているところではあります。

生まれてこのかた、生まれが肉屋ということも関係するのか、根性論で生きてまいりました。

弱音は吐かず、我慢は当たり前で、自分よりも他人優先の行動をするよう育ちました。

しかし、
薬膳やアーユルヴェーダ、最近ではタッチフォーヘルスなどの勉強を進めれば進めるほど、

皆様に私が勉強した内容をお伝えさせていただけばいただくほど、

まずは
自分を癒すことの大切さ、
そして、
心と体のバランスについて考えさせていただいております。

人との関わりや、仕事に関して、生活習慣に関して、

私にとっての今までの当たり前の関わり方は、たくさんの我慢、
自分をないがしろにすることから成り立っていました。

『嫌だなんて気持ちは単なるわがまま』

と思っていたんですけど、実はとても大切な感情なんです。

人の悪口を言う人、自分に意地悪をする人にも優しくするのが世の中的にいいと言われていますが、

アーユルヴェーダ的には自分に嘘をついてまで人に優しくすることはアーマを溜める原因の一つとも言われています。

何故自分だけ我慢をしなければいけないのか。

理不尽なことで怒られたり責められたりしなければいけないことが過去多くありました。

その時のわたしは嫌だという気持ちを伝えることができず、

『わたしが我慢をすればその場は丸く収まる』

と勝手な思いで自分を追い込んでいたんです。

今思えば、その我慢って必要のない我慢であるということを
アーユルヴェーダでは言っています。

幸福になるための我慢は必要。
でも、幸福を手放す我慢は絶対にしてはいけない。
(特に女性に言えることです)

わたしは小さい頃からいろいろなことについて我慢をしていたと思います。

嫌だという気持ちを単なるわがままだと。

幸福を手放す我慢なのか、自分が幸福になるための我慢なのかもわからなかったのも仕方がありませんよね。

その結果。
こないだは幸福を手放す我慢の限界を超えたんでしょうね。

2017年5月に一時的ですが片耳、そして両耳が聞こえなくなりました。

30代の女性に多いとされる『低音障害型感音難聴』でした。

まずお医者様に聞かれたこと、それは。

『最近過度なストレスを受けましたか?』

でした。

その時、確かに多方向から理不尽なパワハラと言われる部類のストレスを受けていましたが、

今までの自分にはそのストレスの原因すらも
『自分が未熟なせい』でこの現象が起きている、と思う癖がありました。

心は『嫌だ』と悲鳴をあげていることに本当は気づいているのに見ないふりをして、

耳が聞こえなくなるかもしれないという不安を抱えて、

なんとなく怖くて飲みたくなかったステロイドを飲み、回復を祈ってましたが、

それでも難聴を1週間のうちに何回も繰り返す形になりました。

『嫌だ』の気持ちを無視していた時に、
今思えば前兆みたいなことがわたし自身に起きていたと思います。

心は。
すごく嫌な気持ちになったり、
笑えなくなってきたり、
心がワクワクしなくなってきたり、
無性に不安になったり、

体は。
頭痛がしたり、
無意識に歯を食いしばっていたり、
首肩が凝ってきたり
目の横のこめかみが痛くなったり

などなど。

心からも体からも

『我慢の限界だよ。自分大切にしてよ。
このままだと幸福を手放しちゃうよ。』

ってサインが出ていたにも関わらず、

無視をし続けた結果、

心と体の調和の大切さを

五感の一部を失うかもしれないという恐怖をもって

学ばせていただきました。

日本人特有の我慢が時として健やかに生きる障害になる場合もあります。

長くなりましたが、
今回学んだこととしまして。

『嫌だ』という気持ちを嫌がらない。
幸福を手放す我慢はもうしない。

あの時『嫌だ』という気持ちを大切にしていたら、

不当なストレスを与える場に身を置かないという選択が生まれ、

理不尽に攻撃してくる人との関わりを持たないという選択もできたと思います。

そうすれば、
五感が奪われることもなかったのではないかと。

わたしはluckyなことに
聴覚を本当に失う前に、身体からのSOSだと気づくことができました。

その時に本当に嬉しくて五感があることの素晴らしさにも気づかせてもらったので、

そのお礼として、
自分が本当に内側から元気になるまで

自分自身を大切にする時間をたくさん設けることに決めました。

人と会うこと、仕事をすること、歩くこと、話すこと。

全ての行動に『気』は必要不可欠です。

気は元気な人と会うことで、外側からの補充もできますが、
それはいっときのものにしかなりません。

本当に元気になりたければ、
内側から自分を癒して元気を溢れさせてあげなければいけないと。

時間にして数ヶ月かかりましたが、
それだけわたしが思っていた以上に精神的に無理をしていたということなんだと

納得しています。

それからはわたしは『嫌だ』という気持ちを感じた時は

『今は嫌な時だから仕方ない。
いろいろと疲れてるのかもしれないし、
もしかしたら何か嫌な理由があるのかも。
この気持ちを尊重し、大事に受け取ろう』

と心の欲求を尊重した結果、
人生が前よりもシンプルになった気がします。

どうしても増えてしまう連絡帳も
この人とは一生付き合っていきたい、
信頼できる人のみを残してみました。

自分が会いたい時に会いたい人に会う。
自分が行きたい場所に行きたい時に行く。
自分が食べたい時に食べたいものを食べる。

自分の嫌だという気持ちは心の底から何かを訴えているのかもしれない。

少し自分の感情に敏感になり、肯定してあげることですごく過ごしやすくなりました。

皆様にももし籾山と同じような体験の方がいらっしゃいましたら、
まずはその感情を認め受けとめてあげてください。

心や体は本当に大切にすればするほど、
他の何物にも勝るほど正直にそれに答えてくれます。

長い文章を読んでいただき、本当にありがとうございました。

皆様の心と体の調和を願って
心と体のアドバイザー 籾山 紗有香

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